National CenterでHIV/AIDS専門研修医師1週間コースを研修して来ました.

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2010年(平成22年)10月25日(月曜日)から10月29日(金曜日)
日本で最も症例数のあるNational CenterのAIDS Clinical Center(ACC)でHIV/AIDS専門研修コースを5日間受けて参りました.日本有数の施設で専門医らによる最新知識の講習と病棟実習,カンファ等目白押しでした.薬害エイズ訴訟の原告団で設立した財団の実習もあり,とても有意義な時間を過ごせました.私共の日常臨床では,ほとんど診ることのない疾患も沢山あり,貴重な経験が出来,とても勉強になりました.医師コース,看護師コース(病棟,外来),薬剤師コース,歯科医師コースがあり,神戸,浜松,長野,熊本等の地方からも皆様参加されていました.わが国のエイズ医療の最前線で,現在の日本が抱える社会問題も色々理解出来ました.皆様本当にありがとうございました.お世話になりました.毎朝7時起床で早朝より通い,朝から夜まで勉強しましたので疲れました.でも研修生同士で仲良くなり,とても新鮮な体験でした.1日近くの居酒屋で一人で夕食をとりました.美味い魚の店で寛げました.実のある5日間でした.修了証ありがとうございました.最後に一言,もはやエイズは,エイズ治療薬(HAART療法と言います)さえしっかり服用すれば,死ぬ病気ではありません.慢性感染症です(合併症は多彩ですが).25歳でHIV陽性となった男性の平均余命は,約40年,一般人と10年の差です(Lancet 2008).女性医師の「血友病由来は除き,自殺以外では,自分の足で歩いて受診された患者さんで亡くなった方は,一人もいません」というお言葉は印象に残りました.粘膜とHIVの接触が無ければ,日常生活では絶対に感染することもありません.

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